浜松医療センタ― 臨床検査技術科

小島 志織

藤田医科大学 医療科学部 臨床検査学科
平成30年卒業

臨床検査技師として働き始めてもうすぐ4年目になります。私は生化学検査に配属され、日々多くの患者さんの採血や血液検査を行っています。入職後、私が一番大変だったと思うことは採血業務です。初めての採血練習では、人に針を刺すのが怖くて手が震え、穿刺することさえできず悔しい思いをしたのを覚えています。採血デビュー後も、失敗して患者さんからお叱りを受けた事もありました。先輩に相談してアドバイスを貰い、経験を重ねることで少しずつですが苦手意識も薄れていきました。

難しい血管の患者さんでもなるべく自分で採血するように心がけ、今では同僚から採取できない患者さんの採血を依頼されるまでになりました。

臨床検査技師を目指している皆さまも入職後、色々な壁にぶつかる事もあるかもしれませんが、その時は一人で抱え込まず頼れる先輩や上司に相談して乗り越えていって下さい。