研修会のご報告

第21回静岡血液フォーラム

【テーマ】血液担当技師としてのレベルアップを図ろう! 昨年度は集合型研修会を見送り録画配信のWeb開催となり、今年度も当初“集合型”を想定した準備を進めていましたが、オミクロン株の第6波襲来により残念ながらWeb開催の形となりました。昨年度は講演を発信するのみの研修会であったものが、今回はWeb配信ではありましたが受付できる参加者も増え、血液検査の最前線でご活躍中の講師陣にお願いとご協力を仰いで、講演の合間で質疑への回答もいただくなど、従来の”血液フォーラム“を踏襲した形で、県内はもちろん全国の130名以上の皆さんと繋がって『第21回静岡血液フォーラム』を開催することができました。 今回はテーマを『血液担当技師としてのレベルアップを図ろう!』として、末梢血データの一歩進んだ見方・考え方を始め、コロナ関連のデータや血栓症、形態学から迫る末梢血・骨髄について、多くの写真や実際の顕微鏡画像を提示しながらの説明も交え、わかりやすく解説いただきました。患者データに1番最初に触れる臨床検査技師として、細胞形態から疾患推定のできる血液技師として、今後の業務に役立つ実例も含めた盛り沢山で内容の濃いフォーラムとなりました。